彼からの連絡が減ったのは冷めたから? 男性心理と見極め方

夕方の街中のカフェでスマートフォンを見る女性と、奥にいるメガネをかけたベリーショートの茶髪の男性を描いた水彩調イラスト。「彼からの連絡が減ったのは冷めたから? 男性心理と見極め方」の文字入り。

「付き合い始めのころは、毎日LINEをくれていたんです」

「でも、最近は返信が遅くなって、やり取りも減ってしまいました。これって、気持ちが冷めたということでしょうか?」

恋愛相談をしていると、こういった質問をよくいただきます。

以前は、仕事が終わるとLINEをくれた。寝る前にも、何気ないやり取りをしていた。

ところが、最近は返信が遅くなり、彼のほうから連絡してくることも減ってしまった。

そんな変化があれば、

「前は、あんなに連絡してくれたのに」

「もう、私に興味がなくなったのかな」

と不安になるのも無理はありません。

ただ、ここで知っておいてほしいことがあります。

彼からの連絡が減ったからといって、必ずしも気持ちが冷めたとは限らないんです。

もちろん、気持ちが変わった可能性もあります。

だからこそ、LINEの回数だけではなく、今の彼があなたとの関係にどう向き合っているのか。

そこも見てほしいんですね。

付き合い始めと、関係が落ち着いてからでは連絡のペースが違う

まず考えられるのは、ふたりの関係が落ち着いたということです。

付き合う前や、付き合い始めのころは、相手のことをもっと知りたいと思います。

今、何をしているんだろう。

今日は、どんな一日だったんだろう。

次は、いつ会えるんだろう。

そんな気持ちから、自然と連絡が増えることがあります。

男性によっては、好きな女性と付き合うために、普段以上に積極的に連絡することもあるでしょう。

でも、付き合うことになり、ふたりの関係が安定してくると、少しずつ普段の生活に戻っていきます。

仕事に集中したり、友人と過ごしたり、趣味を楽しんだりする。

彼女との関係に安心感が生まれたことで、毎日何度も連絡しなくても大丈夫だと思う男性もいます。

つまり、以前より連絡が減ったとしても、気持ちが冷めたわけではなく、彼にとって自然なペースに戻っただけということもあるんです。

ただ、ここで一つ考えてほしいことがあります。

彼にとっては、ふたりの関係が落ち着いて、安心できるようになったのかもしれません。

でも、あなたは連絡が減ったことで、不安を感じている。

つまり、彼は安心しているのに、あなたは安心できなくなっている場合もあるんです。

だから、彼に悪気がなかったとしても、ふたりの間にすれ違いが生まれることはあるんですね。

もちろん、付き合いが長くなっても、毎日連絡を取りたい男性もいます。

男性は付き合うと連絡が減るものだ、と決めつける必要はありません。

彼がもともと、どんな連絡の取り方をする人なのか。

そこも知っておくと、今の彼の行動を理解しやすくなると思います。

仕事が忙しいと、連絡が後回しになる男性もいる

もう一つ考えられるのが、仕事や生活の変化です。

例えば、仕事が忙しくなった。責任のある仕事を任された。職場の人間関係で悩んでいる。

そんなとき、恋人への連絡が後回しになる男性もいます。

仕事が終わって家に帰り、ようやく一息つけた。

LINEを開いて、返事をしようと思う。

でも、疲れているので、何を書こうか考えることさえ面倒になってしまう。

そんなこともあるでしょう。

もちろん、忙しくても連絡する男性はいます。

だから、「仕事が忙しいなら、連絡できなくても仕方がない」という話ではありません。

ただ、仕事で疲れていたり、何か問題を抱えていたりするときには、普段と同じように恋愛へ気持ちを向けられなくなる人もいるんですね。

ここで、

「好きなら、忙しくても連絡くらいできるはず」

と考えてしまうと、彼の事情が見えなくなることがあります。

でも、反対に、

「彼は忙しいんだから、寂しくても我慢しなければ」

と考える必要もありません。

彼が忙しいことと、あなたが寂しいと感じていることは、どちらも事実だからです。

彼の事情を理解することと、自分の気持ちを我慢することは、分けて考えてほしいと思います。

そもそも、LINEに対する考え方が違うこともある

これは、恋愛相談でもよくあることなのですが、LINEに対する考え方が違う場合があります。

あなたにとってLINEは、彼とのつながりを感じられるものかもしれません。

特別な用事がなくても、今日あったことを話したい。

おはよう、おやすみと伝えたい。

短い返事でも、彼から連絡が来るとうれしい。

そんな人もいるでしょう。

一方で、彼にとってLINEは、必要なことを伝えるための連絡手段なのかもしれません。

次に会う約束はできている。

特に伝えることもない。

だから、毎日LINEをしなくても、何も問題はないと思っている。

こういった違いがあると、同じ連絡頻度でも、受け取り方が変わってくるんです。

あなたは、彼からの連絡が減ったことで寂しくなっている。

でも、彼は何も問題が起きていないと思っている。

そんなこともあるんですね。

もちろん、彼があなたの寂しさに気づいているのに、向き合おうとしていない場合もあるでしょう。

だから、彼がどういうつもりで連絡を減らしているのか、想像するだけではわからない部分があります。

そこは、実際に話してみる必要があると思います。

では、気持ちが冷めた可能性はないのか

ここまで、気持ちが冷めた以外の理由をお伝えしてきました。

ただ、もちろん、彼の気持ちが変わっている可能性もあります。

そこは、きちんと考えておきたいところです。

では、どう判断すればいいのでしょうか。

僕は、LINEの回数だけではなく、彼が今、あなたとの関係にどう向き合っているのかを見てほしいと思います。

例えば、連絡は以前より減ったけれど、会えば楽しそうにしている。

次のデートも一緒に考えてくれる。

あなたが困っているときには、話を聞いてくれる。

そんな彼であれば、連絡のペースは変わっても、あなたとの関係を大事にしようとしていることが、行動から伝わってきます。

反対に、LINEが減っただけでなく、会う約束もなかなか決まらない。

あなたから誘っても、いつも曖昧な返事をする。

寂しいと伝えても、話を聞こうとしない。

そんな状態が続いているのであれば、単に連絡の頻度が変わったという話ではないのかもしれません。

もちろん、それだけで彼の気持ちが冷めたと断定することはできません。

でも、今の関係に何か問題が起きている可能性は考えたほうがいいでしょう。

また、会ったときに優しいからといって、それだけで安心できるという話でもありません。

会っているときは楽しくても、いつもあなたから誘わなければ会えない。

大切な話をしようとしても、彼が避けてしまう。

そんなことが続いているなら、気になる部分を見ないようにする必要はないんです。

大切なのは、彼の一つの行動だけで判断するのではなく、普段からあなたとの関係を大切にしようとしているかどうかです。

連絡が減った理由を知ることも必要ですが、今の彼があなたにどう接しているのか。

そこも見てほしいんですね。

連絡が減って寂しいときは、どう伝えればいい?

では、彼からの連絡が減って寂しいときには、どうすればいいのでしょうか。

僕は、まず、自分が何を望んでいるのかを整理することをおすすめします。

例えば、本当に毎日LINEがしたいのでしょうか。

それとも、何日も返信がないと不安になるのでしょうか。

あるいは、LINEの回数よりも、彼のほうから連絡してくれることがうれしいのでしょうか。

同じ「連絡がほしい」という気持ちでも、求めていることは違うんですね。

例えば、毎日LINEがほしいと思っていても、よく考えてみたら、毎日話したいわけではないのかもしれません。

いつも自分から連絡しているので、たまには彼のほうから連絡してほしい。

そういうことなら、LINEの回数を増やすことだけが解決方法ではないんです。

だから、まずは自分が何に寂しさを感じているのか、考えてみてください。

そのうえで、彼に伝えてみましょう。

例えば、

「最近、前よりLINEが減ったから、ちょっと寂しいんだよね。毎日じゃなくてもいいから、ときどき、そっちからも連絡をもらえるとうれしいな」

というように。

もちろん、「毎日じゃなくてもいい」と思っている場合の話です。

本当は毎日連絡したいのに、彼に合わせるためだけに、自分の希望を小さくする必要はありません。

最初から、

「どうして連絡してくれないの?」

「私のこと、もう好きじゃないの?」

と聞くよりも、自分がどう感じているのか、何をしてほしいのかを伝えたほうが、彼も答えやすいと思います。

もちろん、彼にも事情があるでしょう。

毎日やり取りするのは負担かもしれませんし、仕事が忙しいときには、返信する余裕がないこともあるでしょう。

だから、彼がどう考えているのかも聞いてみてください。

毎日は難しくても、週に何回かは連絡できるかもしれない。

忙しいときには、一言だけ送ることならできるかもしれない。

そうやって、ふたりが無理なく続けられる連絡の取り方を考えていけばいいんです。

ただし、あなたが希望を伝えても、彼がまったく向き合おうとしないのであれば、そのことも考える必要があります。

彼の事情を理解することと、自分の希望を諦めることは違いますからね。

毎日のLINEは、義務ではない

ここで、僕自身の考えもお伝えしておきます。

僕は、恋人だからといって、毎日LINEをすることが義務になるとは思っていません。

もちろん、毎日連絡を取りたいと思うことが悪いわけではありません。

ただ、義務だから送るのと、相手と話したいから送るのでは、少し意味が違いますよね。

毎日LINEをしなければいけないと思うと、それが負担になってしまう人もいるでしょう。

反対に、何日も連絡がないと、不安になる人もいると思います。

だから、毎日連絡したい人が間違っているわけでも、毎日連絡しなくても平気な人が間違っているわけでもないんです。

大切なのは、ふたりが納得できる連絡の取り方を考えることです。

そして、一度決めた連絡の取り方でも、状況が変われば、見直していいと思います。

仕事が忙しい時期もあれば、時間に余裕がある時期もあります。

ふたりの関係だって、少しずつ変わっていくでしょう。

だから、恋人なら毎日LINEをするべきだと決めつけるのではなく、今のふたりに合った連絡の取り方を考えてほしいんです。

彼からの連絡が減ったときに、考えてほしいこと

彼からの連絡が減ると、どうしても以前と比べてしまいます。

前はもっと連絡してくれた。

前はすぐに返信してくれた。

前は彼のほうから、話しかけてくれた。

だから、今の彼を見ると、大切にされていないように感じるのかもしれません。

でも、連絡の回数が減ったからといって、必ずしも気持ちが冷めたとは限らないんです。

大切なのは、彼が今、あなたとの関係にどう向き合っているのかということです。

そして、あなた自身が、どんな連絡の取り方なら納得して付き合っていけるのか。

そこも考えてほしいと思います。

男性心理を理解することは、彼に合わせて我慢するためではありません。

彼の事情を理解したうえで、自分はどうしたいのかを考えるためです。

連絡の回数だけで、愛情を判断しない。でも、自分の寂しさも、なかったことにしない。

そんなふうに、今のふたりの関係を見てほしいと思います。

彼が距離を取る理由を、もう少し知りたいときに

彼からの連絡が減ったとき、何を考えているのか、どうして距離を取るのか、わからなくなることもあると思います。

そんなときには、著書『彼が距離を取る理由の教科書』も参考にしてみてください。

男性が連絡を減らしたり、距離を取ったりする背景を、いくつかの視点から整理しています。

彼の気持ちを決めつけるためではなく、今の関係を落ち着いて考えるための一冊です。

今の悩みから、本を選ぶ